鳥取県議会議員広谷なおきの公式ホームページ。「なおちゃんのほっと通信WEB版」を配信。県政と住民との声の往復【広谷なおきの情報ひろば】

hot20

鳥取県議会での一般質問

平成30年6月定例会

一般質問壇上

【活動報告】6月21日(木)、6月議会で、これからのコメ政策、ドクターヘリについて一般質問。

水田農業について

広谷議員質問 平成30年は水田農業にとって50年ぶりの大きな政策転換の年となった。昨年までの国主導によるコメ生産数量目標の配分がなくなり、各市町村の農業再生協議会が作付け配分面積を決めることになる。今後のコメ作付全般の見通しについて県としてどう考えるか平井知事に伺う。

平井知事答弁 今年度の作付け面積は1万2700㌶で、目標には少し及ばないが昨年度よりは増産になっている。食用米の比率が増え、その分飼料用米が減っているが、飼料用米の魅力が低下したというわけではないようだ。JAの考え方としては基本的に増やして行きたいとのことで、米づくりへの自信が広がっているように感じる。来年度に向けても増産の傾向のようだが、今後もよくフォローして行きたい。

田植え式

【活動報告】5月 22日(火)、秋の皇室新嘗祭に献上する献穀斉田の田植え式。岩美町白地で。

質問 今年度から大きく変わったのが、10㌃あたり7500円の米直接支払い交付金が廃止されることだ。これにより、特に大規模水田農家にとっては直接の収入減となり大きな影響が出るのではないかと思うが、知事の所見を伺う。

知事答弁 県としても心配していたが、大規模農家などに実情を聞いてみると、梨の新甘泉とか、ホウレンソウなどの園芸野菜を導入する。あるいは味噌などの加工品に注力するなど、米一本でない作付けに変えることによって収入構造も変わり、所得を増やし、結果的に大きな影響はなかったと聞いている。一方ではここ数年、米の値段がしっかりしていることもプラスになっているようだ。

一般質問議席

【活動報告】6月議会で。執行部の回答をチェック。これまでほぼ毎回の議会で質問を行っている。

質問 平成25年に策定された県の「米ビジョン」は今年度で終了するが、来年度以降の策定についてはどのように考えるか伺う。

知事答弁 米づくりの環境が大きく変わる中、JA・生産者・関係者の知恵を寄せ合い、販売戦略も含めて、今の状況に即した米の新しい計画を策定して行く。

質問 輸出用米は今年度から作付け10㌃あたり2万円の転作助成が措置されることになった。本県では今のところ輸出の実績はないようだが、今後の鳥取県産米の輸出について知事の所見を伺う。

知事答弁 ここ数年イオン香港店などに鳥取県産「きぬむすめ」を出して、大変好評を得ているが、JAとしては今のところ国内販売で手一杯の状態だ。シンガポールなどでも評価は高く、色々なルートから、今後は海外への目線も広がってくるのではないかと考えている。

ヘリポート

【活動報告】】3月 26日(月)、鳥取県独自のドクターヘリの運航開始式。鳥大付属病院ヘリポート(米子)。

ドクターヘリについて

質問 昨年度末の3月26日より本県単独のドクターヘリ「おしどり」が運航を開始した。

ドクターヘリは救急車による地上搬送より救命率がが3割以上高く、完治後の社会復帰者の割合は1.5倍で、医療効果のみならず経済的効果にまで及ぶ、と言われている。今回のドクターヘリ「おしどり」運航により、より充実した救急医療体制が構築できたと思うが、今日までの運航実績、医療効果について知事の所見を伺う。

ヘリ内装

【活動報告】「おしどり」機内の装備。6月議会の一般質問では一層の活用への働きかけを促した。

知事答弁 これまでに90件の要請を受け、47名の患者搬送に結びついている。まだ始まったばかりで、出動の検証をし、より活用して貰うよう働きかけをして行く。実際の効果としては、第一に時間の短縮がある。また車だと振動があるがヘリだと静ひつに患者を運べる。またこれまでの豊岡病院のドクターヘリとの兼ね合いで、重層的に患者を救助できるようにもなった。今後は次第に実績が積み上がってゆくと考える。

質問 本県ドクターヘリの事業主体は関西広域連合であり、基地病院である鳥大医学部付属病院がヘリの運航会社に直接委託している。これ以外にも関西広域連合が直接運航会社に委託する方式もある。この二つの方式のメリット・デメリットはどうか、また万一ドクターヘリが事故を起こした場合、責任の所在などはどうなるのか伺う。

関西広域議会質問

【活動報告】7月1日(日)、関西広域連合議会の臨時会で広域の周辺地域の観光振興策について質問。

知事答弁 二つの方式は、基本的にはあまり差はなく、むしろ病院とヘリが直接話ができるという意味では、基地病院との契約で良かったのではないか。また。事故の場合、基本的には当然保険に加入しており、かなり大きな金額も保険から出るので、それが直ちに県に直結することはない。ただその時には、運航会社、広域連合、県とで協議し分担するが、法的には運航会社自身に運航責任があると考える。

みんなの牧場

【活動報告】7月2日(月)、畜産クラスター事業の「みんなの牧場」を視察。国府町美歎。

質問 ドクターヘリで一番重要なことは、どうしたら一分一秒を短縮できるかであり、どのようにしてベストの出動に近づけるかだ。出動要請基準には、日本航空医療学会の標準基準と、キーワード方式とがあるが、県内3か所の消防局での要請基準はどうなのか伺う。

知事答弁 キーワード方式をとっている。近隣も同じなのであまり混乱なく進んでいる。

【出動要請基準のキーワード方式】例えば「自動車事故」「横転」とかのキーワードで自動的に出動要請する方式。判断の時間が減る分、速い出動ができる。「空振り」の可能性があり得るが、それは良しとする考え方。

(質問日:H30年6月21日、木)

swfu/d/beforebutton80.jpgトップへswfu/d/nextbutton80.jpg

《ご意見=声を、聞かせて下さい》
鳥取県議会議員 広谷なおき事務所
〒681-0003 岩美郡岩美町浦富1911
TEL 0857-72-2911, FAX 0857-72-0400
e-mail メール・フォーム

広谷なおき公式ホームページ
http://www.hirotaninaoki.jp

広谷なおきオフィシャルブログ
http://ameblo.jp/hirotaninaoki/

powered by Quick Homepage Maker 5.3
based on PukiWiki 1.4.7 License is GPL. QHM

最新の更新 RSS  Valid XHTML 1.0 Transitional