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平成28年を迎えて
平成27年11月定例会での一般質問(12月5日)
鳥取県議会議員 広谷 直樹
新しい年にあたり、皆さまのご清栄をお慶び申し上げます。
鳥取県では全市町村の「地方創生総合戦略」がいち早く出そろい、本年はいよいよ「地方創生」の具体的な挑戦・行動・実現の年となります。
岩美町でも、待ったなしの様々な課題を抱えていますが、その解決のためには、地域行政と地域コミュニティとの、信頼で結ばれたパートナー シップが是非とも必要です。そのパートナーシップのしっかりとした結び目として、積極的に行動し続ける決意を新たにしています。
本年も変わりませずな広いご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
鳥取県議会での一般質問
平成27年11月定例会
県税の徴収について
広谷議員質問 平成26年度決算での県税の収入未済額 は、8億1935万円であり、なかでも個人県民税は6億4775万円で、未収入額のほぼ8割を占めている。納税の義務、徴収の公平性からも、県税の徴収はしっかり取り組まなければならない。対策として、事業主が毎月従業員 に支給する給与から個人住民税を差し引く「特別納税制 度」や、県と市町村が共同して滞納整理を行う「鳥取県地方税滞納整理機構」(平成22年度4月設置)があるが、 これらの制度の取り組みの現状や実績について平井知事に伺う。
平井知事答弁 「特別納税制度」の実施率は本県では約8割でまだ改善の余地がある。市町村とよく協議し全県一斉で特別徴収の取り組みを推し進める。「地方税滞納整理機 構」ができてから、収税率は92%から95%へ上がり、未整理の割合も4割から3割へと減少するなど改善の効果はあった。市町村と意思の疎通を図り、よりステージアップさせて行く。
新成人をお祝いしました。1月10日、岩美町中央公民館
いじめ、不登校について
質問 平成23年の大津市の中学2年生のいじめによる自殺の事件を受けて、平成25年9月に「いじめ防止対策 法」が実施された。その中で地方公共団体は「地方いじめ 防止基本方針」を策定することが規定され、関係する機関 や団体の連携を図るための「いじめ問題対策連絡協議会」を置くことができる、とされている。本県では平成26年4月に「基本方針」を策定し、同5月に「鳥取県いじめ問 題対策連絡協議会」を設置したが、県内各市町村の「基本 方針」の策定状況、「対策連絡協議会」の設置状況について山本教育長に伺う。
一方不登校について、県内では平成26年で小学生139人中学生434人といずれも過去より増えており、また 児童生徒100人当たりでの出現率も小中ともに上昇している。不登校者数の内85%が学校内外の機関で相談・指導を受けているが、残りの15%の児童生徒は何らの相談 指導も受けていない。目標としては全ての不登校児童生徒 が何らかの相談指導ができるようフォローすべきと思うが、山本教育長に伺う。
フリースクールは、主に不登校の小中高校生を受け入れ、子供自身の個性やペースを尊重しながら、学校への復 帰や社会的自立に向けて活動している。本県のフリースクールへの連携事業について平井知事に伺う。
山本教育長答弁 各市町村の「いじめ防止基本方針」は、今年度10月の時点で、17の市町村が策定済み2町が策定 に向けて検討中です。また「いじめ問題対策連絡協議会」は、12市町村が策定済み残りは検討中です。また各学校の「いじめ防止基本方針」は県内の国公私立全ての学校で 策定済みです。 不登校の児童生徒の相談指導について、本人の拒否とか 保護者の了解が得られないなどの理由から15%が何ら相 談指導を受けていないという現状があるが、少なくとも学校の教職員は必ず関わるようにしている。
平井知事答弁 広谷議員のご指摘の通り、本県では平成 26年度からフリースクールとの連携事業を行っている。 しかし、そこでの活動が学校での出席にカウントされないと、子どもたちも行かないようになる、という意見もあ る。出席にカウントするフリースクールというものをカテゴライズ(区分け)するなど、財政も含めて支援して行 く。まだ十分にこなれていない点もあるが、一層の改善を図りたい。
(質問日2015/12/5、抜粋)
★トピックス ★
鳥取県日中友好協会意見交換会
県は中国河北省・吉林省と交流を行い、岩美町では「日中友好の日」を制定して訪中団を派遣するなど交流を深めています。県日中友好協会は三十数年にわたり民間の交流を続けてきました。現在県内には百数十人の中国人留学生がいます。このたび協会役員と留学生とで意見交換会を開催し、色々な要望を聞き、とりまとめ、平井知事に要望書を提出しました。
日中友好協会の意見交換会。とりぎん文化会館
鳥取ジュニアローイングクラブ設立
広谷県議は鳥取ボート協会会長です。このたび、県東部地区で初の「ジュニアローイングクラブ」を設立しました。近年県のボート競技力は高まり、国体など各大会で入賞 者を多く輩出しています。しかし多くは県西部の選手で、いずれも小・中学校生の頃からジュニアクラブで活動し、その成果が今発揮されています。東部地区でもジュニアローイングクラブは長年の懸案でしたが、いよいよ設立を果たすことができました。活動は県立湖山艇庫で行っています。関心のある方はぜひご連絡下さい。
ボート協会役員と高校生たち(湖山艇庫)
畜産試験場「霜降り」トップ3
和牛の産肉能力検定で、BMS値(霜降りの状態)などが全国トップ3を独占する基幹種雄牛「白鵬85の3」 「百合白清(ゆりしらきよ)2」「百合福久(ゆりふくひさ)」が誕生しました。
畜産試験場視察(琴浦町)
《ご意見=声を、聞かせて下さい》
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