鳥取県議会議員広谷なおきの公式ホームページ。「なおちゃんのほっと通信WEB版」を配信。県政と住民との声の往復【広谷なおきの情報ひろば】

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鳥取県議会での一般質問

平成28年11月定例会

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ツキノワグマ対策について

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広谷議員質問 今年は全国各地でツキノワグマの出没が相次ぎ、岩美町でも人身被害や農業被害が発生しており、住民の恐怖・不安をあおっている。ツキノワグマは、保護管理対象の特定動物だが、「人間の生命」と「クマの保護」とどちらが大事なのか、という声も聞く。

県としてはむずかしい対応を迫られているが、過去を振り返ってこのような事態をどのように受け止めておられるか、平井知事の所見を伺う。

一般質問壇上

【活動報告】10月21日発生の鳥取県中部地震を受けての11月定例会は11月25日開会、12月19日閉会の、会期25日間で開催された。身近に起きる災害や事故に対して真摯に向き合う議論を展開しました。

平井知事答弁 6年前に死傷事故のあった平成22年当時はクマが人里に出て来ても捕獲して学習放獣するルールだったが平成24年に保護管理計画を改め、放獣したクマを追跡する体制を大幅に拡充するなどした。今回の事態を受けて現場や地域の声を聞きながら検討会を進めたい。

畜産議連

【活動報告】11月16日、農林水産商工常任委員会として八頭中央森林組合で木材・林業振興をテーマとした出前議会を開催。現場の生の声を聞きました。

質問 現在問題となっているツキノワグマは「東中国個体群」に属し、鳥取県東部、兵庫県、岡山県北部の広域に跨っている。兵庫県では生息数が充分増えたと推定し、11月15日から1ヶ月間の狩猟を解禁した。鳥取県でも、例えば400頭を越えたと推定されたなら狩猟解禁などの個体数制限の方針を打ち出してはどうか。そのために広域的な取り組みとともに、鳥取県として正確な個体数を把握する必要があるが、平井知事の所見を伺う。

知事答弁 2月22日には、兵庫県、京都府、岡山県と合同で広域的な意見交換会を行い、関係地域の連携を図る。平成22~25年度で、だいたい400頭の生息数だったが昨年度では400頭を超えている。個体数管理については、県の猟友会、地域住民、自然保護団体などの意見を聞く検討会を作り、県議会とも相談しながら最終的な保護管理計画をまとめて行く。

出前議会

【活動報告】平成29年1月18日、県会議員で作る「鳥取県の畜産業を守る会(畜産議連)」と畜産関連団体と意見交換を行った。県議会全員協議会室にて。

質問 人身被害や農業被害の防止のためには必要最低限の個体数管理はやむを得ないが、一方では特定動物の保護の観点から、人間の居住域に出て来ないように、クマの良好な生息環境の整備も重要と考えるが、知事の所見を伺う。

知事答弁 クマの生息環境の整備としては奥地森林の広葉樹化や緩衝帯の森作りなど県の事業を展開している。また国も同様の事業を実施しており、国有林との連携を図って行く。

石浦関と

【トピックス】平成29年2月2日、鳥取市出身の石浦関の後援会発足記念パーティで。県出身力士の今後の活躍に期待し、応援します。

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グローバル人材の育成について

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質問 グローバル化する今後の世界に対応するには、豊かな語学力・コミュニケーション能力を早くから身に着ける必要があるが、鳥取県が昨年度策定した「元気づくり総合戦略」の「未来を拓く人づくり」の項目では、グローバル化に対応した英語教育の推進や海外高等教育機関との交流などがあげられている。

一方、このたびの国の学習指導要領の改訂では、平成32年度から小学校の英語教育が、5、6年生で「正式科目」になり、さらに3、4年生でも「英語活動」を開始することとなる。実施までには2年間の周知・移行期間があるとは言え、早急に解決しなければならない課題として、小学校4年間で英語教育の時間が、現在よりも年間140時間も増加するということがある。現在でもせいいっぱいの時間割なのに、この上英語の時間を確保することは大変厳しいのではないか。山本教育長の所見を伺う。

山本教育長答弁 140時間の増加分をどう確保するかの問題は、基本的には学校長の判断のもと創意工夫していく必要がある。普通に考えれば何曜日かに1時間分を足して、ということになるが、毎日少しずつ、例えば10分間ずつモジュール的に積み重ねて時間を確保する、などのやり方もある。現在、県内の5校のモデル校で色々のやり方を研究中で、その成果を示しながら各学校の実態にあった授業時間の確保を支援して行く。

瑞泉視察

【活動報告】平成29年1月31日、鳥取北ロータリークラブの職場訪問で岩美町の銘酒「瑞泉」(高田酒造場)の酒蔵を訪ねました。明治40年創業。

質問 英語が正式科目になれば、これまでの英語活動の「話す」「聞く」に加えて「読む」「書く」の指導と評価が必要となり、教員にはより専門的な指導力が求められることになる。またこの指導力の水準が、県下の市町村間で格差が生じないようしなければならないと考えるが、どうか。

教育長答弁 英語指導力の向上のため現在英語教育リーダーの養成を進めており、リーダーが中核となって他の教員が研修する、という取り組みを進めている。また教員採用試験の段階で英語力の高い教員の確保も進める。指導力の市町村間の格差の懸念については、各市町村の特色にも目を配りながら、格差が出ないように取り組む。

「瑞風」試運転

【活動報告】111月18日、いよいよ6月に運行開始の「瑞風 みずかぜ」が、試運転で岩美町の東浜駅に停車、地元の迎え入れ体制も着々と進行中。

質問 体力があり頭脳や感受性が柔軟な若いうちから、世界の情勢や文化に目を向け、国際感覚を身に着けることは、グローバル人材として大変重要と考えるが、その推進策の一つとして、高校の研修(修学)旅行で海外へ行く場合などに、県として費用の補助をしても良いと考えるが、どうか。

教育長答弁 高校の海外への研修旅行では、パスポートや貸し切りバスの費用などを支援して来たが、近年ではキャリア教育の一環として国内の企業をしっかりと見たいという学校の意向や、国際情勢、経済的理由などから海外研修旅行は伸び悩んでいるのが実情だ。

(質問日:平成28年12月7日、抜粋)

質問日程

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